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正月休み明けてまだ調子が戻っていないところでの連休がありがたいです。
来月も祝日があるのでうれしい。

正月早々、千家の艶めいた翳にとりこまれております。

前回は奥宮がすっきりしないほうのエンドにたどり着いたので別の選択肢に行きました。

千家が求めるのは魂の結びつきなんですね…。
呪詛体になることで孤独に陥れられ伴侶を望むことさえ放棄せざるを得なかった千家にとって、対となる陽の京一郎がどれほどの眩しさと羨望を掻き立て、命のやりとりまで託す真の意味での伴侶として深く愛おしく、壊してしまいたいほどに最奥まで求めたくなるのか。

千家の屈折ぷりの背景にあるものを思うと、あれだけめちゃくちゃに思えたこの人の魂が救われる結末がほしくてなりません。

呪詛体になった経緯もなにか奥宮のラスボスが関係してそうじゃないですか。

京一郎が千家少将を抱きしめるシーンは2人の関係という意味でこのルートの唯一の救いかも。
泥中の蓮を連想しましたが、そのほかの言葉だとなんて表現したら良いんでしょうね。

なんとか港へ…間に合ってほしい。
こんなところで追いつめられるなんて千家らしくないですよ?

ただただ圧倒されたまま千家が画面からあっけなく退場してしまう。
嘘でしょう。千家伊織、あなたはここで退場する人ではないはず。
あれほど尊大で傲慢で孤独で野心と義を抱いている人が。
崖から上がってくるのでしょう?

千家と京一郎は分かち難く結びついて、融合し不可分のものになる結末でした。
千家と同じように軍服に身を包み外套を羽織り、長い髪となった京一郎の姿に救いはどこにもなく…。
千家京一郎となって、面影を映す京一郎の執務室での独白で、初めて千家のために涙がこぼれました。

別の選択をしたら救いがあるのかという願いも虚しく、最後の選択でミサキを呼ばないとしても闇堕ちで終わってしまう。

奥宮の…というか昴后に成り代わっていたものは蛇性の何かと暗示されたままなんら解決がなくて消化不良です。カタルシスがほしい。

ただただ千家と京一郎のシーンがひたすら艶めかしく破滅的で圧倒されました。

日をまたいでプレイしているのですが、それでも飽和した感じは止まず、考えることを放棄してしまいました。

どこかで円満解決はありえないと予感しながらも救いはないのかと先を読まずにいられませんでした。そういう意味ではご都合主義のハッピーエンドがない骨太なストーリーですよね。

千家はファンディスクでは救われるのかな。
だといいな。







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