×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「なんだ、文机の前でうたたねとは俺の真似か?」
夜更けに帰った守は、はるの寝顔に頬を緩める。
はるが書き散らしたものに目を通して、くくっと含み笑いをした。
主人公の名前は違えど、自分とはるの恋物語そのままだ。
「おかしなやつだ」
守は、はるの頭を撫で、その肩に母の夏羽織をかけた。
七月拾弐日
夜更けに帰った守は、はるの寝顔に頬を緩める。
はるが書き散らしたものに目を通して、くくっと含み笑いをした。
主人公の名前は違えど、自分とはるの恋物語そのままだ。
「おかしなやつだ」
守は、はるの頭を撫で、その肩に母の夏羽織をかけた。
七月拾弐日
PR
博「はる吉、ちょっときて、これあげる!」
はる「これは…百合根ですか?」
博「チューリップっていう花の球根。春には咲くからさ」
はる「ありがとうございます、大事に育てますね」
博「でへへ、き、求婚だからね!赤い花が咲くんだ、楽しみにしてて」
はる「はい!」
-----赤いチューリップの花言葉「愛の告白」
壱月弐拾七日 求婚の日
はる「これは…百合根ですか?」
博「チューリップっていう花の球根。春には咲くからさ」
はる「ありがとうございます、大事に育てますね」
博「でへへ、き、求婚だからね!赤い花が咲くんだ、楽しみにしてて」
はる「はい!」
-----赤いチューリップの花言葉「愛の告白」
壱月弐拾七日 求婚の日
博「あれ?はる吉、いまごはん?一人で食べてるの?」
はる「はい(すこし形が煮崩れた鰈をそっと博の視線からはずす)」
博「んふ、なんかおいしそう」
はる「だ、だ、だ、だめです、これはちょっとまだ形が煮崩れて」
(皿と箸を奪ってぱくつく博)
「ん、うまい!はる吉上手じゃない、ほら、あーんして」
はる「はい(すこし形が煮崩れた鰈をそっと博の視線からはずす)」
博「んふ、なんかおいしそう」
はる「だ、だ、だ、だめです、これはちょっとまだ形が煮崩れて」
(皿と箸を奪ってぱくつく博)
「ん、うまい!はる吉上手じゃない、ほら、あーんして」
「正様、お仕事お持ち帰りですか?」
「まあな。少し時間がかかりそうだからお前は先に休んでおけ」
「いえ!正様がお仕事なさるのでしたら横で扇いでいます!」
「そうか?では頼む」
一時ほど正は机に向かう。
窓から蛍が入ってきた。
真っ先に何か言いそうなはるが静かだ。
正はその寝顔にくちづけた
「まあな。少し時間がかかりそうだからお前は先に休んでおけ」
「いえ!正様がお仕事なさるのでしたら横で扇いでいます!」
「そうか?では頼む」
一時ほど正は机に向かう。
窓から蛍が入ってきた。
真っ先に何か言いそうなはるが静かだ。
正はその寝顔にくちづけた