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・システム周り
安定のコーエー品質。ストレスフリー。強いてあげれば画面右下の操作説明を出すための表示が消せないのはちょっと無粋な気がしなくもないという程度。ほんと超快適。

・ゲーム
シナリオを追いかけるだけでなく、戦闘では画面の通りにボタン操作する場面があったり、期限つきのミッションのために行き先を選んだり、変化回数を拾いに行ったり、パラメーター上げがあったりして、ああ、ゲームやってるんだーと感じます。疑念パラメータの設定があって、その会話も回収しようと思うと気配りが必要で地味に面倒。でも、縁だけ爆上げするよりも疑念パラメータもほどほどに上げておく方が、ストーリーに少しだけ厚みが出ます。少しだけ。周回は正直だるかったです。

・シナリオ
ゲーム要素が強いということはシナリオが細切れになってしまうことでもあり…。その分没入感は下がるかなと感じました。これは文章さくさく読みたい派の私としてはもどかしい。
それから読み応えあるルートとそうでもなく感じられたルートの差が大きくて、無理にルート作らなくても…って思うくらいでした。変化が小鳥とかカエルとか魔法少女並みの変身で、実はその設定も入り込めない要素の一つでした。

・音楽
音楽の主張が強いというか、雰囲気とあってないというか…。ゲームは和風の世界観だけど曲調は和風じゃない。例えていうなら甘味処に入ってジャズが流れている感じ。キャラの和風衣装にレースとかフリルとかいろいろついてるし音楽もそんな感じです。別のゲームで使われていたらこんなに違和感はなかったのだろうなと思います。そのほか曲調もちょっと前のドラマ風な気がします。


・グラフィック
[立ち絵]
瞬き口パクあり。パケ絵に近い雰囲気でちょっと昔のアニメ絵みたいになってる感じ。キャラデザのイラストで期待してたのが動画になったときの「まあ、動くように描いたらそうですよね」ってなる程度の変化はあります。キャラやポーズによるブレは光秀殿がとても残念だったな。
[背景] 
雲が流れていたり、ろうそくが揺らめいていたり、ゲームの背景らしい演出あり。好きかと言われると…
[スチル]
乙女ゲームらしいイラストです。回想録で観るとシーンに合わせたキャラのモノローグが流れます。粋な演出。ほたるとのツーショットが少ないような気はします。
あと、スチルは髪とか服とか細部がゆらゆらします。

・パラメーター
これはもうほんと好みの話なんですが、パラメーター上げはなんだか私は馴染めないんです。確率で上がるパラメーター(縁)は選択肢でクイックセーブ、うまくいかないとクイックロードでやりました。

・まとめ
秀吉殿のイケメンタルと家康殿の優しいお声が印象に残りました。周回はだるかったです。




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では大トリ信長様に参りましょう。
正直なところ、これまでの登場の様子ではそれほど萌えを感じられてない…。私は主人公よりも脇役のほうに萌える傾向があるので、そのせいもあると思いますが。

信長様だから何か特別なルートということもなく、なんというかこれまでの展開を追いかけていくような感じでした。

姫を妻にすると重臣たちを前に宣言した時の蘭丸の悲鳴のような「信長様!?」がおもしろかった。

忍びエンドのもう一つの方、『安土の盾』かな?ほたるが自分の意思で動くのが収まりよいです。

それにしても全員のエンドを回収したはずなのにストーリーのスチル6つ取りこぼしてるな。なんだろう。周回だるいので、私はこれでクリアにします。

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光秀のボイスは野島健児さんですが、この人も役の幅が広い声優さんですよね。甘かったりクールだったり。私が好きな声優さんの1人です。『死神と少女』の千代はとても切なくて良かった記憶があります。夏アニメだとFree!DFの夏也、今だとBANANA FISH の奥村英二演ってますね。
wikiみたらタキシード仮面もそうだったのか!ってなりました。あと、忘れてはならないのが図書室のネヴァジスタTheFOOLの津久井賢太郎。ネヴァジスタは重い話に耐性あるならおススメです。シナリオライターさんはアイナナの方です。話が逸れました。


 光秀殿はご自分のルート以外は淡々としてますが、というか鬼畜なんですが、ルートに入ったらどれだけ甘くなってくれるのか…。


 外面は良いけど2人になるとツンドラ気候かな?ってなりますね。と、思ったら急接近ですか。メリハリすごい。


 お饅頭の伏線でよもやと思いましたが、主人公がこんなスチル初めてみたwww兄様めっちゃ楽しそうでなによりです。


 光秀殿はこのルートだと憎まれ役を引き受けるような立ち位置になっているので話に無理がない印象。


 看病イベントはだだをこねる兄様がかわいく思えてきます。
 うーん。家康殿のネガっぷりが鬱陶しくなかったのと同じように、普段なら中の人的に受け付けないものがかわいく思えるのでシナリオライターさんすごいなあと思います。


 本来の君、ほたるへの贈り物を手渡す兄様ったら…もう。懐刀とか言われたら信頼された喜びで陥落する。あれほど人を寄せ付けない兄様が「懐刀」ですよ?
 雇い主なので正体バレしてるおかげで光秀殿ルートは疚しさがなくて心地よいです。


 惜しむらくは立ち絵のバラツキ。
 キメ顔と頬染め時は別人のようです。好感度高くなってからの微笑みとかも。とても残念。多分アニメなら作画崩壊とか言われそう。


 そしてルートに入ってからは今までの「敵を欺くには味方から」の鬼畜っぷりが変貌して、策を打ち明けて他のルートに無い密命が発生。


 敵は本能寺にあり

 このセリフがこう使われるとは。


 最後の急な糖度の上昇っぷりがなかなか良いです。エンドロールの後のモノローグが甘い。
 これこれ。このトーンを待ってた。この甘い囁きこそ野島健児さんの醍醐味。
 お濃茶とともにいただきたい甘さです。





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さて、家康殿行きましょうか。小野賢章さんが声をあてています。優しい声だ。

共通シーンでは穏やかおっとりな感じで女性苦手でおどおどした風で出てきています。声が良いのかおどおどしててもイライラしない。個別ルートになるとどうなるんだろう。

「小鳥さん」ときたか!
「いたいけな小鳥さんにぶつかるなんて(中略)お怪我はありませんか」ってなんだそれ可愛すぎかwしかもお米常備w

花鳥風月を愛する草食男子枠でしょうか?
序盤から楽しい。
このゲームも3武将のシナリオは優遇されてるとかですかね。

鷹狩りはうさぎさんがかわいそうで苦手だそうですが、ほたるは忍びだし多分必要に迫られたら狩れるよね…。

薬草摘みに森のデートかわゆすなぁ。
家康殿は癒し枠でござったか。声も優しくてずっと聴いていたい。

意外にも剣の達人という設定。
琵琶湖デート、家康殿にしてはかなり思い切って誘ったんでしょうね。頑張ったねえ。
割とセリフの中に「気の利いたお話もできません。一緒にいて退屈でしょう」などの自己否定がちょいちょい入ってて普段の私なら聴いてると鬱陶しくなりそうなものなのに、そうでもないのはお声の癒し感の力なのかな。

家康邸でまったり縁側で微笑みあう二人。なごむわー。
「姫」が本当の姫ならなんの影もないのだけれど。

やっぱりこのルートでも敵を欺くにはまず味方からの光秀殿が鬼畜だw

おお、家康殿、穏やかだけど毒を盛ることの是非をしっかり言及している。こういう目を逸らさない、ちゃんと衝突するのが描写されてるのが良いです。

本能寺のほたる救出の時も、土壇場で気持ちをはっきりさせるあたり、成長した感があります。萌えというか成長を見守るような気持ちになるなあ。

ああもう甘酸っぱい…というか、くすぐったいというか…くっそかわええ…

もうほんと幸せになりなよ…

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周回がだるくなってきました。一つの設定の中で分岐するから周回は宿命なんですけども。

早々に分岐できそうな師匠、よろしくお願いします。

早々に分岐できなかった………分岐まで長っ!!!
予想外れました。

ほかのルートだと居室に訪れて花贈ったり会話するのがあったけどそれがない分単調で長く感じます。
そして修行と変化回収多い。

分岐後は弟子への気持ちに戸惑う師匠にほたるが押していく感じでした。
ラストのスチルはほたるが幸せそうでした。

恋戦記でも師匠枠に萌えられなかったのですが、私の傾向なんだと思います。
それを差し引いても入り込めなかったなぁ。


このルート、師匠より信長の主人公っぷりが印象的でした。

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